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フリーランス営業職ってどういう働き方?その魅力に迫る

企業で働くイメージが強い営業職ですが、フリーランスという働き方も広まってきています。フリーランス営業職とはどのような働き方なのか?案件はどうやって見つけるのか?報酬は?気になる疑問を、フリーランスとして活躍中のトップ営業職の方にうかがいました。

お話を伺った方:谷口 武(たにぐち たけし)さん
新卒以来、衣料品の生産・販売会社、人材紹介会社、教育事業会社と異業界を営業職として渡り歩いてきました。セールス活動のみでなく、市場調査や販売計画の立案、人材統括や新人教育などのマネジメント業務も担当しました。フリーランス歴はおよそ2年で、アポイントからクロージングまで通貫で営業支援が可能です。「顧客満足をいかに高めるか」を常に心がけた活動で顧客との信頼関係を築いて成果を出してきました。現在はkakutokuの案件でも活躍中です。 

フリーランス営業職とは

営業職というと「企業に所属してその企業が扱う商品やサービスを販売する仕事」というイメージが強いと思います。

企業に所属していれば、多くの場合仕事には困らないと思いますが、業務量が膨大になったり労働時間が長時間に渡ったりすることがあります。

また、自社の商材しか扱えない場合には、目の前の顧客の課題に最適な商品を提案できないこともあります。

フリーランス営業職の良いところは時間の拘束がなく自分自身で組み立てて仕事ができることです。時間のやりくりや動き方を自分で組み立てられるほか、扱う商材も自分で考えて揃えられるため、「ひとり代理店」の形で顧客に最適なものを提案することも可能です。

フリーランス営業職に必要な能力・スキル

契約に至るまでのヒアリング能力はかなり重要だと思います

自分の売りたいものを好き勝手にプレゼンして提案しても、お客様が買ってくれることは稀です。きちんとお客様の課題やニーズ、ほしいもの・ほしくないものなどをヒアリングしたうえで提案をします。

「会社に戻って確認します」「会社の意向もあるのでここが精いっぱいです」といった制約を受けない立場だからこそ、詳細を深く丁寧にヒアリングした上で提案し、契約をいただきたいところです。

また業務の能力やスキルとは違いますが自己管理の能力も重要です

企業に勤めていると始業時間と終業時間が決まっています。遅刻は基本的にはあり得ません。

フリーランスにはこうした時間的な制約がありません。朝どれだけ遅くまで寝ていても、夜どれだけ遅くまで遊んでいても、ペナルティはありません。だからこそ、自己管理のための高い能力が問われます。

さらにいえば、時間の自己管理だけでなく、見た目や言葉遣いといった、お客様の印象を左右する要素についてもきちんとした自己管理が必要になります。

案件はどうやって見つけるのか

フリーランスの営業職は、「商品はあるが売ってくれる営業職がいない」という企業に対して、「その商品を売りますよ」という営業支援をするのが仕事です。

こうした状況にある企業を自ら探し出して営業支援の案件として受託することができればいいのですが、この探し出してくるという仕事が予想以上に大変なのです。

そこで私は、人材紹介の会社に登録するなどして案件を獲得しています。ポイントは業務委託の形で契約できる案件を紹介してくれる人材紹介会社に登録することです

取引先企業とはどういう契約をするのか

取引先の企業とは「業務委託契約」の形態で契約します。

契約書を作成する段階で気を付けたいポイントがいくつかあります。

  • 契約期間はいつからいつまでなのか。
  • 契約延長に関する取り決めはどのようになっているのか。
  • 契約の解除に関してはどのような取り決めなのか。
  • 報酬体系が、固定報酬なのか、成果報酬なのか、固定報酬+成果報酬なのか。
  • 稼働の量や販売数にノルマがあるのかないのか。
  • ノルマがある場合、達成できなかった際に報酬はどのような扱いになるのか。
  • 最低稼働時数(週何時間以上、など)や定期ミーティングなど、稼働上の約束があるのかないのか。
  • 報酬の締日や振込日はどうなるのか。
  • 報酬振込日が土日祝日の場合は前営業日か翌営業日か。
  • 振込手数料はどちらが負担するのか。

主なものでも気にしておきたいことはこれだけあります。

ひとりで自由に仕事ができる分、法律も税金も自分である程度のことを理解して対応ができないとフリーランスを続けることは難しいです。

フリーランスの報酬体系

クライアントとなる企業としては、売れた時に売れた分だけマージンを払う完全成果報酬のほうが金銭面での負担が下がるという事情はあると思います。

一方で、営業を担当するこちら側は、成約に結び付けるまでかなりの時間と労力を使っています。商材にもよりますが、成果報酬だけでは十分な顧客満足を引き出した営業活動ができないこともあります。

固定報酬をいただく代わりに、お客様に120%満足していただき、結果としてクライアントの評判も向上するような営業活動を、いつでも高いレベルで実行できるフリーランスの営業職になれればいいのではないでしょうか。

フリーランス営業職の年収

私自身は、「目標は1000万円」と考えています。

フリーランスの営業職は工夫と能力次第で青天井に稼げる仕事です

顧客満足を追求して、お客様に喜んでもらえる商品を提案し、それが売上に結びつくのは最高の仕事だと思っています。

フリーランスになる良いタイミングや必要な経験とは

企業で営業職として何年か働くことは必要だと思います

企業で働く中で、上司や先輩から学べることもありますし、経験やスキルを蓄えていくこともできます。

その経験やスキルを活かせると感じたら、フリーランスになればいいと思います。

それがいつなのか、社会人何年目なのかというのは、人によると感じます。

フリーランス営業職の理想的なキャリアパスについて

これは、私には分かりません。人によって選ぶものが変わるように思います。

ある人は一匹オオカミの営業職として極めるのかもしれません。

ある人は後進を育てる道に行くかもしれません。

ある人は企業にコンサルタントやマネージャー、研修講師など何らかの形でノウハウを提供する業務に進むかもしれません。

自身が何をしたいのかを見極められればそれが理想のキャリアになると思います

フリーランスになる前にやっておけばよかったこと

まずは人脈づくりです
フリーランスになると、情報収集も勉強も顧客の開拓も、何もかも自力でやらなければいけません。とはいえ、何でも自分の力だけでは無理です。力を貸してくれる人との繋がりが欠かせません。

また、「目の前の仕事に対して一生懸命取り組む」という経験も実はあります。フリーランスになると自分だけが頼りになります。独立前に「一生懸命やる」姿勢を身につけておくことは、その後に必ず生きてくるものです。

フリーランス営業職の一番の魅力

なんといっても、「やりたい仕事ができて、なおかつ組織に拘束されない」ことだと思います。

自分ですべて考えてすべて決めていかないといけないという厳しさはありますが、逆にいえば誰の顔色も気にせずやりたい仕事ができるということです。

「誰の役に立ちたいのか」「自分は何をしたいのか」を見極められた人は、きっとフリーランスとして魅力的なキャリアを拓いていけると思います。

フリーランスは厳しいが快適な働き方

何でも自分で決めないといけない、すべて自分の責任でやらないといけない、誰も助けてくれないという厳しさがあるのがフリーランスです。

しかしながら、それができる人にとっては、時間も誰かの意向も気にすることなくやりたいことを自由にできる、最高の仕事になるかもしれません。

折しも副業やフリーランスが脚光を浴びているこの時代に、フリーランスの営業職という働き方を考えてみてもいいかもしれません。

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