原 紀子(はら のりこ)さん 1990年生まれ。大学卒業後の新卒期に営業支援サービスを提供する企業に入社しました。大学卒業前から内定者インターンとして勤務していました。内定者インターン時代と新卒期1年間勤務した後、勤務先の同僚とともに独立しました。現在は、従業員数30名未満のIT・クリエイティブ系企業に特化して営業支援サービスを提供する株式会社レイゼクスの取締役。元気いっぱいでお客さんに愛される営業職です。
営業職としてキャリアを積み上げてきた。
実績も数々ある。
その原さんが感じる、営業にとって大切なことを聞いてみた。
原さんが思う、営業の大切なこと
例えば部下や後輩に営業の大事なことを伝えるとしたら原さんは何を言うだろうか。
「相手の立場に立つしかないと思います。それだけですね」
相手の立場に立つ。
人によって意味合いも解釈も微妙に違うはずだ。
「相手の立場に立って、相手の望んでいることを提供できる自分の知識がないとだめだと思っています。行動もそうですね。それさえできたら売上はあがります」
相手が望んでいることを提供できるようにする。
簡単なようで物凄く難しい。
どうしたら相手の立場に立てるだろうか。
「”自分がその立場だったらどうするの?”って問いかけるようにしたら?って言ってます。”自分が社長でメールが返って来なかったらどうするの?”って私はいつも言います」
部下や後輩への言葉がけを教えてくれた。
「自分も足りないところがあるので何とも言えないですね。いつも、”相手の立場に立つってなんだろうな”って思いながら生きてます」
まだまだ哲学を深めていけるのは楽しそうだ。
「答えはずっと見つからないですね」
振り返りの力が成長につながる
「私も営業職として足りないところはいくつもありますが、うちの社長に怒られたときは特にそれを感じます。怒られて悔しいっていうのと、”こういうのが足りないのかな”って思います。また、お客さんですね。うちのお客さんはリピートすることが多いので、リピートにならないと、何が足りなかったのかな、このときこうしておけばよかったなって反省して振り返って次は同じことをしないようにしよう、ってやってます」
柔軟に反省ができるから向上していける。
部下の指導にも活きる。
メリハリをつけてコミュニケーションをするから指導ができる
原さんは部下指導をすることもある。
どう感じているのだろうか。
「向いているかどうかは別にして、好きですね」
どういうことをやっているのだろうか。
「まず、うちの会社は基本的に仲が良いんです」
会社のイベントが多い。
年に3回社員旅行に行こうとしている。
なかなかの回数だ。
「今年はもう3回行っちゃって、来月も行くので、今年何回行くのかという感じなんですが」
社員以外にアルバイトの人たちも連れていく。
そういう機会に仲良くなることを心掛けている。
親睦が深まるからこそできるマネージメントがある?
「そうですね。雰囲気づくりが大事なので」
仕事の場面では仕事仕様のコミュニケーションになる。
「仕事としてできていること、できていないことをきちんと言います」
原さんの会社はアルバイトの人が多い。
20代前半の女性が多数だ。
「仲良くするところとパシッとするところのメリハリつけてます。工夫してますね」
声をかける時に気を付けていること
「基本的にあまり怒らないようにしていますが、言うところはきちんと言うようにしています」
その時に気を付けていることはあるのだろうか。
「気づいたらすぐ伝えることや、なぜダメなのかの理由を伝えることは大事にしています」
どちらもすごく大事なことだ。
「こういう小さい会社に入っているとわからないこともあると思います。私がどれだけ伝えられるかで、その子が将来どう思われるのか変わってくる部分もあると思います」
ついてくる子たちの将来のこともきちんと考えている。
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営業が好きで社長もやりたいという原さんの今までと今とこれから。