前編に続き、菅原櫻子さんにお話を伺っています。kakutokuを活用して活躍する女性SAとしての実際の稼働の様子やkakutokuの使用感などについてお聴きしました。
▼前編はこちら
「女性でもフリーランス営業職として活躍できる」を体現したくてフリーランスをやっています
複数の案件を組み合わせて稼働中
今はkakutokuでは1社、クライアント様のサービスを利用してくださる飲食店店舗さんを開拓する案件で稼働しています。これは実は私がひとりでやっているわけではなく、私の周りにいる女性たちに仕事を切り分けて渡して、チームランスのような形でやっています。
kakutoku外で、私がメインで受けている案件があるのと、もう1社発生ベースで都度対応する案件があります。
今はその3案件と言いますか、2案件+随時対応の1案件で1か月動いている形です。
求人検索をするうちにkakutokuにたどり着く
私はもともと求人検索が大好きなんです。世の中にどんなお仕事があって、どんな人が求められていて、どんな会社さんがそういう案件をやっているのかを、自分が応募するわけではありませんが、けっこう見ています。最近はどんな案件があるのか、市場はどうなっているのか、ということにすごくアンテナを張っています。「フリーランス」「業務委託」といったワードでも案件を検索することがあり、そういったなかでkakutokuさんにたどり着きました。
kakutokuとは? 優秀な営業職と、営業に課題を抱える企業のマッチングを行う、営業支援のサービスです。 営業職は自分のスキルやつながりを活かして活躍の機会を広げることができ、企業は外部の営業職を起用することで自社の営業課題を克服することができます。 約350社の企業と3,700名近くの営業職が登録しています。 >>詳しくはこちら
kakutokuには魅力的な点がいくつもある
案件をものすごく自由に見ることができて、細かい点まで書いてあるという印象もあります。他社のサービスだと間にコーディネーターさんが入っていてコーディネーターさんが握っているところもあるなかで、クライアント様の社名まで公開されていて、自分で案件を選べるという点には魅力を感じました。
また、何を依頼したいのかが明確に書かれているのも分かりやすいです。テレアポのみなのか、テレアポからクロージングまでなのか、とか。他のクライアント様のお仕事もあり、自分が月に捻出できる時間が決まっているなかで、これならできる、これは難しい、と判断しやすく、期待値も見えやすいです。
また、固定報酬があるのもいいですね。成果報酬だけだと営業活動はしんどいですし、金額によっては生活が立ち行かなくなるようなケースもあると思います。クライアント様が固定報酬を用意して初期投資してくださると安心できます。固定報酬を出すからには本気度が違いますし、それだけ向き合って時間をかけてくださるので、しっかりと応えなきゃいけないと思います。
完璧さよりも柔軟さが必要
クライアント様は完璧な人を求めているのかというと、私はそうではないんじゃないかという気がしています。足りない手を借りたいわけです。だから、じゃんじゃんクライアント様に相談していいと思うんです。
なんとなく、転職活動と同じ感覚で動いている方が多いのかなという気がしていて。自分のスペックだとここまで全部できませんとなってしまうと、応募もできないし一歩を踏み出せないんですよね。でもフリーランスで全部揃うっていうことはありえないと思うんです。何かしら新しいチャレンジはしないといけない。
そう考えると、案件を受託していきなり全部完璧にできることは別に求められていないと思うんです。それよりも、クライアント様から教えていただくこともたくさんあって、それをいかに早く学んで習得して形にしていくかという柔軟性のほうが大事だと思います。
ここまでしか私はできませんがここはお手伝いできますよ、ここだけだったら行けますよというように、こちらから相談する権利みたいなものもあるんだっていうことを知ってもらうことが大事だと考えています。
kakutokuを活用して女性営業職が活躍するなら
kakutokuを通じてはまだ1社でしか稼働実績がないのですが、金額的には妥当な評価をいただけているのではないかと思います。あとは、案件内容と自分の努力次第で、上げていけるんだろうという感覚はあります。
フリーランスの働き方として、複数の案件を組み合わせて働くのがいいと思います。まずひとつは何かメインのところを持っておくべきかと思います。そのメインは常に同じじゃなくてもいいので。今ここが主軸というところを持っておいたほうが、精神衛生的にも経済的にも安心だと思います。
そのうえで、自分の生活のバランスを考えて、もう1つか2つ案件をやるといいのではないでしょうか。人によって稼働できる量が違うので一概には言いづらいですが。
案件の選び方については、女性はビジョン共感型の人が多いので、その会社のビジョンと自分がマッチしているか、商材のことをものすごく理解できるかなどを見て、この案件ならできるというものを選んだらいいと思います。また、自分はこういうことができるというスキルを活かせるか。そして報酬単価に満足できるか。ビジョン、スキル、単価の3つの観点で見て、案件を選んでみてはどうでしょうか。
また、それぞれの案件は、IT系と飲食系など、違う領域のものを選ぶほうがいいと私は思います。フリーランスの営業はクライアントの会社のスタッフとして営業に行くので、競合の商材や、領域が重なる商材は難しいというのが私の感覚です。お客様がバッティングするリスクや、情報漏洩になるようなことをポロっと言ってしまうリスクがあると感じます。だから、全然違う領域の商材をやってしまうほうが、私は気が楽です。
まずはkakutokuを使ってみて
もし二の足を踏んでいる方がいらっしゃれば、まずはやってみて考えてはどうでしょうか。私が今まで出会ったクライアント様は、チームの一員としてあたたかく迎えてくれる企業さんが本当に多かったという印象です。
自分がやり出す前は、フリーランスの仕事というのは、ドライで、シビアで、結果重視で、はい契約終わりです、というイメージを持っていました。実際にやってその印象が変わりました。意外に仲間として受け入れてくださったり、うちの会社のことを理解してほしいと、とてもウェルカムな姿勢の会社様が多いです。
恐れずにまず一歩踏み出してやってみることから始められたら、イメージと現実のギャップがちゃんと縮められるんじゃないかと思います。
また、やってみないと自分に合うか合わないか、何がうまくいくか分からないので、まずはどんな案件でもやってみる、応募してみる、時間が許されているなら、ということをお勧めしたいです。
取材:2019年8月
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